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研究内容

研究内容

医・工・農・薬連携の扇の要となることを目指し、
昆虫を研究対象とした動物全般の生命現象の解明などを行う
私たちの研究部門をご紹介致します。

昆虫ウイルス機能開発室

昆虫もウイルスに感染し、病気になって死んでしまうことがあります。でも、一般に昆虫のウイルスはヒトには感染しません!この昆虫ウイルスの多くは大きさ数ミクロンのタンパク質でできた微結晶を作ります。昆虫ウイルス機能開発室では、この微結晶に様々なタンパク質を入れることで、固定化酵素、プロテインチップ、タンパク質徐放剤などの開発に取り組んでいます。

病態関連遺伝子機能解析室

ショウジョウバエは飼育コストが安く、ライフサイクルが10日間と短いので哺乳動物より安く、早くデータを出すことができます。病態関連遺伝子機能解析室では、こういった特徴を生かして、ヒトの老化を抑える生理活性物質や生体に悪影響を与える薬品▪添加物の安くて!早くて!高感度な!スクリーニングを行い、食の安全性の確保やアンチエイジング物質の同定をめざしています。

疾患モデルショウジョウバエ開発室

ショウジョウバエは昆虫ですのでヒトと全然違う!と思われるでしょうが、実はヒトとショウジョウバエの遺伝子の6割が共通で、またヒトの病気の原因遺伝子の7割をショウジョウバエが持っています。疾患モデルショウジョウバエ開発室では、遺伝子改変したショウジョウバエを作製し、ヒトの疾病発症メカニズムを解明しています。