部門の概要
部門の概要
昆虫バイオメディカル研究部門は、 昆虫ウイルス機能開発室と病態関連遺伝子機能解析室、 疾患モデルショウジョウバエ開発室を置き、以下の事業を展開します。
- 昆虫が有する機能を解明し、さらにその機能を生かした ヒト疾患の発症・治癒の解明及びヒト組織・器官の再生に関する教育研究
- 他大学や各研究機関、さらに民間企業との共同研究を積極的に行い、 昆虫が有する機能を 生かしたヒト疾患の発症・治癒の解明及びヒト組織・器官の再生に関連する学術・技術情報の蓄積と産業への応用展開
- 昆虫が有する機能の解明とその応用を通じて、「いのちとくらしの科学」をベースに 医・工・農連携による実践的教育・研究プロジェクトの推進
部門の活動内容
研究活動
活動1
カイコなどの昆虫に感染するウイルスは多角体と呼ばれるタンパク質微結晶を作る。 このタンパク質微結晶をタンパク質分子を保護するためのナノコンテナーとして利用し、プロテインチップ・固定化酵素・幹細胞の培養などに応用する研究を行う。
活動2
ショウジョウバエは、ヒト疾患研究のモデル動物としても注目されており、疾患モデルショウジョウバエを作製し、疾患関連遺伝子の探索や疾患発症の仕組みなどを研究する。
当部門が主催している主な行事
昆虫バイオメディカル研究部門主催の国際ワークショップ、公開シンポジウム、バイオメディカル研究会、など。