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教育活動

大学院昆虫バイオメディカル教育プログラムの紹介とカリキュラム

昆虫バイオメディカル研究部門では、大学院博士前期課程に特別教育プログラム「昆虫バイオメディカル教育プログラム」を提供しています。このプログラムでは、当センターの教員が、京都府立医科大学医学研究科、京都大学大学院農学研究科の教員と連携することにより、昆虫が有する優れた生物学的機能の解明とそのヒト疾患研究や再生医療への活用をめざしたユニークな教育プログラムを実施するものです。このプログラムは平成20年から23年まで、特別教育経費「昆虫バイオメディカル教育研究プログラム開発事業」「同プログラム推進事業」により独自に開発、実施してきたものです。例年15名前後の大学院生が同プログラムを履修しています(H25年度修了者20名、H26年度修了者7名、H27年度修了者14名、H28年度修了者16名)。プログラム内のヘルスサイエンス学特論1の履修者数がとくに多いので、H29年度から大学院応用生物学専攻の修了要件科目に設定されました。このような特別教育プログラムの実施を通じて、当研究部門では個々の研究分野に特化した専門家の養成だけではなく、医薬品研究開発の一連の流れを俯瞰し、自らこれを構築できるプロデューサー型人材の育成をしています。さらに同プログラムを国公私立大学の連携による統合ヘルスサイエンスの確立にも貢献できるものに発展させようとしています。

 

大学院博士前期課程特別教育プログラム「昆虫バイオメディカル教育プログラム」を提供しています。このプログラムは、昆虫が有する優れた生物学的機能の解明とそのヒト疾患研究や再生医療への活用をめざす独創的な教育プログラムです。当センターと京都府立大学大学院 生命環境科学研究科ならびに京都府立医科大学医学研究科の教員が連携しながら、履修生の教育にあたっています。