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セミナー情報

2017年第2回昆虫バイオメディカル研究セミナー

2017年6月22日AM11時~12時、本学2号館4階441号室にて、DR. Panuwan Chantawannakul (Chiang Mai University, Thailand)による公開セミナー、 演題:Benefits, costs, and tradeoff of defense mechanisms in Asian honey beeを開催しました。 カイコ、ショウジョウバエに次ぐ有用なモデル生物であるミツバチを用いて、Thailandに生息するミツバチ種の分布から、寄生生物への抵抗性の違い、自然免疫反応の違いまで調べた興味深い講演がありました。昆虫ならびにヒトの体内における自然免疫機構を考える上で参考になる知見が得られました。

2017年第1回昆虫バイオメディカル研究セミナー

2017年5月26日PM16時半~17時半、本学2号館4階441号室にて、DR. Jamboor K. Vishwanatha (Regents Professor and Vice President, University of North Texas, USA)による公開セミナー、 演題:Exosome mediated prometastatic niche formation in breast cancerを開催しました。がん細胞で作られる細胞外小胞exosomeに注目してプロテオミクス解析などの新技術を駆使して解析した結果、これが乳がんの発がんや転移に重要な役割を担うという報告がありました。とくにExosome内で高発現しているAnxA2がp38MAPK、NF-B、STAT3経路の活性化、IL-6、TNF-αの分泌を促進することが乳がんの発症に重要との新たな知見が得られました。

※ TOPページの新着情報に、現在開催予定のセミナーなどの情報を掲載しています。

 

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